宿はミラフローレスにある、いかにもドイツ人あたりが好きそうなこぎれいな中級宿である。一泊 US$35をUS$33におまけ。夜まで部屋を使いたいと言ったら半分のUS$16出せときた。廊下に本棚があり、何年も前の日本語の本があった。

別の宿でも見つけたのだが、どうしてこーゆー所に置いてある本って、くっだらない二流の書き下ろし推理小説なんだろう。もうちょっとましな本を置いてってくれぇといいたいぞ。

ミラフローレスには学生が歩いている。それがどうしたと思うかもしれないが、これは大変な違いなのである。ダウンタウンには学生なんて居なかったもの。それなりにいろいろおしゃれをしていて、まるでヨーロッパみたいだ。

ついでに、ミラフローレスには白人が歩いている。それがどうしたと思うかもしれないが、そう、ダウンタウンで白人といえば観光客くらいなものだった。ミラフローレスに来ると、ペルーにもいろいろな人種が居る、と感じられる。

ミラフローレスには、マックとケンチキとダンキンドーナツがある。カフェもあれば、レストランもある。レストランくらいどこにだってあるのだが、こっちのはいかにもリゾートっぽいこぎれいなやつが多い。

というわけで、こういう街ではぼーっとしている以外に特にすることがない。

で、きょうはこれで終りだ。

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