アンコール・トムは3km四方の都城の中心部に見所が固まっている。ドライバーには見るのに3時間かかると言われたが、本当にそれくらいかけてじっくりみたいところだと思った。他の場所もそうだけれど、昼過ぎの見学は本当に暑くて暑くてだれてしまう。
環濠を渡る橋の欄干は「乳海撹拌」をモチーフにした像でできていて、左側は神様が、右側は阿修羅がそれぞれ蛇を引っ張っている。これはあちこちで見かけるパターンである。
北大門から入り、中心部のおみやげ屋や食堂が固まっているところで、昼食を取ってから、ドライバーに3時間の約束をしてバイヨンから見始めた。バイヨンと言えば、大きな観世音菩薩の顔で有名であるが、ガイドブックなどで良く撮れた写真を見慣れたせいか、いまいちお顔がはっきりしないような印象を受けた。
Guan Yin of Bayon
バイヨンの観世音菩薩像