タイの鉄道について書かれた本だ。最近、テレビなどによく出てくる、線路の両脇すれすれまで店が出ていて列車がくるたびにさっと閉まっては再び開く風景で有名なメークローン線の写真もカラーで出ている。1993年12月発行の本である。

この本を読むとタイの鉄道旅行をしたくなる。私は1996年にバンコクからアユタヤ、そしてカオヤイ国立公園へ行くときに鉄道に乗った。そんなに遠くではないので、日本で言えば東海道線、横須賀線など首都圏近郊まで足を伸ばした程度ではあるが。

近かったこともあって、確か、三等の普通車両だった。車内は空いており、田舎の電車に乗っている感じだった。この本にも書いてあるがタイの人には鉄道は人気がなく、それは遅いからということだ。私が乗った電車でもビジネスマン風の人は皆無であった。

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