サンチアゴの街を歩く

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子供のミイラのレプリカ

子供のミイラのレプリカ

1997年12月19日(金) 

サンチアゴは博物館の街なんだそうな。そういうわけだから、一つくらい博物館に行ってみようかな、と思って出かけることにした。数ある中で私が選んだのは自然史博物館である。「100万年前の世界で最も古い岩」と「5000mの高地で発見された500年前の子供のミイラのレプリカ」が目玉らしい。

博物館は Quinta Normal という公園の中にある。公園は地下鉄の駅から歩いて20分くらいと、割と行きやすい所にある。「それにしてもこの暑いのはなんとかならんのか。ぶつぶつぶつ......」と言ってる間に着くくらいの距離だ。

博物館に入ってすぐに予想外の困難にぶつかったことを思い知った。

説明が全部スペイン語ではないかね。くすん。

そういうわけだから「歩き方」のほんの数行の解説を頼りに想像たくましく眺めていくほかないのだった。実は「世界で最も古い岩」があることさえ知らなかったので途中でそれを知るや否や、見逃したかもしれないので最初から見直し、なのであった。(;_;)

もっとショックだったのは、「イースター島のロンゴロンゴは世界に20枚しか無く、そのうちの3枚がこの博物館にある」ということがあとでわかったことだ。もちろん見逃してしまった。(;_;) そーゆーことはサンチアゴの博物館のページに書いておくべきじゃないかと思うんだけどな。イースター島のページじゃなくってさ。

* * *

午後はまたセントロ界隈をぶらぶらした。このあたりには不思議なコーヒースタンドがたくさんある。なかなかまともなコーヒーにありつけない中、ここではちゃんとしたコーヒーが飲めて、しかも340ペソと値段が安い。コーヒーの好きな人間としてはありがたい存在なのであちこちの店を利用した。

どう不思議かというと、カウンターの向こうはみ?んな若くて美人の女性たちで、しかもミニスカ、ボディコンはあたりまえ。店によっては Tバックみたいのだったりして、結構過激でなんじゃこりゃなのだ。Cafe Haiti とか CafeCaribe とかいう割と大きな店はメインストリートに面していて、女性のコスチュームもおとなしめだ。過激なのはモールの中に入っていくとある。が、別にへんなところではなく割と簡単に見つかるところにある。客層はパリっとした格好をしたビジネスマン(ほとんど男性)で、ただコーヒーを飲んで行くのだ。

生ジュースの店を見つけたので入った。が、メニューの内容が全然分からん。アイスクリームの時もそうだったのだが、果物の名前がスペイン語だと想像もつかないのだった。ナランハくらいしかわからない。で、チリモヤジュースを頼んだ。季節外れのはずだからたぶん冷凍だろう。おいしかった、はずだがどんな味だったかもう忘れた。

とにかく暑いので、冷たいものを飲んでばかりで、あんまりどこへも行きたくない気分なのだが、とはいえ、こんなことばかりしているのもなんだな、という気にもなり、はっきりせい! と言いたくもなるかもしれないが、まあ、とにかくサンタルシアの丘へでかけた。近いし、丘の高さもたかが知れているので疲れないだろう。エレベータがあるっていうしな。

サンタルシアの丘の泉

サンタルシアの丘の泉

が、エレベータはあったが、誰もいなくて動いてなかった。しかたがないので、てくてく階段を登った。頂上の広場には泉があって、子供たちが飛び込んだり、泳いだりしていた。近くではアイスクリームを売っており、子供向けなせいか100ペソとむちゃくちゃ安いのだった。頂上からはいい景色が眺められたが、天気がよくても空はスモッグで汚れており遠くの山々は微かに見えるだけだった。なるほどねー、絵はがきとはえらい違いだわねー、これがサンチアゴ名物のスモッグかぁ、と妙な感心の仕方をしつつ頂上をあとにした。

帰りはエレベータが動いていた。エレベータを操作するおじさんはきっと長い昼休みをとっていたに違いない。乗る人が自分で操作するとか、昼休みは誰かと代わるとか、って誰も思わないんだろうか。思わないんだろうな。

ロンゴロンゴに関するサイト。
Rongorongo
The Rongorongo of Easter Island
ロンゴロンゴが世界に何枚現存するかについて。
上記のサイトやWikipediaによれば、Tablet(木片)に書かれたものが21(もしくは20)、その他が5つ、ということらしい。