プンタアレーナスでペンギンツアーを探す

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1997年12月25日(木)

今日も早起きして、パンとコーヒーだけの質素な朝食を取る。8時のバスに間に合うようにチェックアウトする。12000ペソX4泊なので、4万ペソだして残りを出そうと思ったら細かいのが5千ペソしかない。仕方がないので、もう1万ペソだしてお釣りをくれと言おうとしたら、ホテルナタリーノのご主人が「いいよ、いいよ、それでいい」と言ってくれた。ラッキー。

もちろん言葉はわからないのだが、とりあえずコミュニケーションは成り立ったのだ。ご主人は、おじいさんと言ってもいいような歳の人だが、いい人だった。ただし、ナタリーノはあの部屋で12000ペソはちょっと高いかな。あるいは、プエルトナタレス全体が高めということも十分考えられるけれど。

* * *

ほんの数人の客をのせて、バスはプンタアレーナスへ向かった。クリスマスなのでバスの本数も少ない。来るときは2500ペソだったが帰りは3000ペソだった。クリスマス値段ということもないだろうから、バス会社の違いだろうか。特に帰りが豪華だったということはない。

プンタアレーナスでは、ホテルモンテカルロという所に滞在した。バス・トイレ共同、朝食なしで7900ペソ。ツインルームを一人で使わせてくれた。階段や床が木でできているので、日本の旅館の雰囲気だ。

荷物を置き、1階の食堂でコーヒーを飲んでから昼食を食べにでかける。が、町中がらんとしていてどこもやっていない。広場から数ブロック離れた通りでやっと見つけて昼食にする。他にレストランがないせいか、地元の人も車で乗り付けて食事をしていくようだ。

今日は何もすることがない、というより何もできない。Lonely Planet でペンギンツアーをやっている旅行代理店とクリーニング屋を確認し、休みとはわかっているが場所だけ見に行って、あとは宿でごろごろしながら読書をした。


1997年12月26日(金)

今日の仕事は、ペンギンツアーの申し込みをすることだ。

朝食は付いていないので、近くの Kalipso というところでホットドッグを食べる。チリでは、completo というとホットドッグのことを指す。ホットドッグといってもドトールのジャーマンドッグみたいなせこいやつを想像してはいけない。パンは4cmくらいの高さのあるもので、ソーセージの上にトマトとペースト状のアボガドがたっぷりのっている。時間は有り余っているので、カフェコンレッチェを飲みながら時間をつぶした。

プンタアレーナス近くのペンギンコロニーは二つあり、地球の歩き方には、Seno Otway というところがのっている。歩き方を読むとここしかないような印象を受けるが、もうひとつ Monumento Natural Los Pinguinos というところがあり、これは Isla Magdalena という島まで船に乗っていく。

Lonely Planet によれば、こちらの方が大きくてより面白いはずだ。Seno Otway の方はロープ越しに見るだけだが、Isla Magdalena の方はペンギンに近寄れるらしい。Isla MagdalenaのツアーをやっているTurismo Comapaの人もそう言っていた。そういうわけだから、Isla Magdalenaへのペンギンツアーに申し込む。US$30。明日の午後3時に港へ集合ということだ。

洗濯物を出しに行く。例によって洗濯機と乾燥機がずらっと並んだコインランドリーみたいなところなのだが、自分ではやらずに店の人に預けてやってもらう。それで、3360ペソとけっこう高い。ちょうど居合わせた旅行者は、今日の1時の飛行機に乗らなくちゃいけないとかで、自分で洗濯させてくれと言っていた。

プンタアレーナスという町は思ったよりもずっと小さくて寂しい感じの町である。特に見所もなく、小さな博物館がいくつかあるだけだ。広場近くのほんの一角ににぎやかといえばにぎやかな場所があるが、それだけである。

今日もまたまたすることがないので、ソナ・フランカへ行ってみることにした。ソナ・フランカ(Zona Franca)とはフリーゾーンのことであり、つまり免税地域なんだそうだ。歩き方には「ありとあらゆるものがそろっている。規模の大きさに驚きだ」なんて書いてあるが、決して日本やアメリカの大規模ショッピングセンターを思い浮かべてはいけない。

結論から言うと、ひまつぶしにはなるがわざわざいくようなところではなかった。Lonely Planetには「カメラを盗まれたりなくしたりしたらここで新しいのを手に入れるとよい」なんて書いてある。手ごろなおみやげがあるかと思ったが、安くてセンスのいいものはなかった。