深夜のリマのホルへ・チャベス空港に降り立った時の第一印象は、東南アジアに似ている、というものだった。もわっとした空気が体にまとわりついてくる感じである。もうちょっとよく考えると、やっぱりちょっと違うかな、という気がしてきた。ココナツミルクの香りがしないってことかもしれない。(いったい、どこと比較しているんだろう)

リマといえば、そりゃーもー危ない所だ、という気持ちでいたので、相当に緊張していた。旅の始めでもあり、まだ勘が身についていないのでなおさらである。「歩き方」には、空港を一歩出るとタクシーの客引きがわっとよってきて荷物を強引に持っていく、なんて書いてあるものだから結構身構えていたのだが、いちおう空港の建物の中は安全なようであった。

気持ちを落ちつけて、Airport Taxi のカウンタを確認した。それから、両替所を探す。ちと、わかりにくい所にあり、係員に聞いてやっと発見した。

レート: 1$ = s/.2.68 (s/. はペルーの通貨 ソルの記号)

うろうろしていると、横の入口の所から盛んに「ミスター!」という声がかかり、手招きされるが、無視して Airport Taxi のカウンタへ。Airport Taxi は高いのだけれど、ここは安全をとって US$18 払う。

まっ暗な中をひた走り、シェラトンホテルへ無事到着。807号室。長い一日目が終った。

Wikipediaってこんなエントリまであるのね。
Jorge Chavez International Airport

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